2018年5月に実施されました2級FP学科試験の問11の問題（保険法）と解答・解説です。
問11 保険法
【問題】
保険法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 保険法では、保険金等の支払時期に関する規定が設けられており、同法の施行日後に締結された保険契約に限って適用される。
- 保険法では、告知義務に関して、同法の規定よりも保険契約者、被保険者にとって不利な内容である約款の定めは、適用除外となる一部の保険契約を除き、無効となる旨が定められている。
- 保険法は、保険契約と同等の内容を有する共済契約についても適用対象となる。
- 保険契約者と被保険者が異なる死亡保険契約は、その加入に当たって、被保険者の同意が必要である。
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【解答・解説】
- 不適切。
保険法の規定は、原則、同法の施行日以後に締結された保険契約について適用されることになります。ただし、同法の施行日よりも前に締結された保険契約についても、「保険金の支払時期」「重大事由に伴う解除」など一定の規定については、適用されることになります。 - 適切。
保険法における告知制度や保険金の支払時期等に関する規定よりも保険契約者等（保険契約者、被保険者、保険金受取人）に不利な内容の約款の定めは、適用除外となる一部の保険契約を除き、無効とされます。 - 適切。
保険法は、保険と同等の内容を有する共済契約についても適用されることになります。 - 適切。
保険契約者と被保険者が異なる死亡保険契約は、その加入に際し、被保険者の同意がなければ、その効力が生じません。
解答：１
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