株式投資テキスト

FP2級・3級試験教材

株式投資について見ていきます。

この分野は、本試験で出題される可能性が高いので、じっくりとこのテキストをマスターしてください。

株式の取引

株式の種類

株式は、権利内容の差異により普通株・優先株・劣後株(後配株ともいいます。)に分けられます。

1.普通株

権利内容に何ら制限のない株式のことです。日本の株式のほとんどが普通株です。

2.優先株

普通株に比べて、配当金や残余財産の分配を優先的に受けるという権利をもつ株式のことです。

3.劣後株(後配株)

普通株に比べて、配当金や残余財産の分配等で優先度が後になる株式のことです。

注文方法

株式の注文方法には、指値注文と成行注文があります。

指値注文とは、値段を指定する注文のことです。指値注文によって株式を買う際には、希望する価格の上限を指定します。

成行注文とは、値段を指定しない注文のことです。

【補足:ここも覚える】

  • 価格優先の原則
    指値注文について、売り注文の場合には安い値段の方が、買い注文の場合には高い値段の方が優先されることになります。
    例えば、「100円で1,000株売る」と「150円で1,000株売る」という2つの注文があったとします。この場合、「100円で1,000株売る」という注文の方が優先されることになります。
  • 成行注文優先の原則
    指値注文よりも成行注文の方が優先されることになります。
  • 時間優先の原則
    同一銘柄で同一値段の指値注文の場合、時間的に先に出された注文の方が優先されることになります。

上記の「価格優先」「成行注文優先」「時間優先」の原則により、売買を成立させる手法を、オークション方式といいます。

購入・売却コスト

株式を購入した場合、約定代金(約定値段×株式数)の他に、委託手数料と消費税がかかります。

株式を売却した場合、約定代金を得ることができますが、委託手数料と消費税がかかります。

【補足】

上場株式の株券は、証券保管振替機構及び証券会社等の金融機関に開設された口座において電子的に行われています。

この続きは、

教材購入者専用ページ内にありますテキスト完成版でご確認ください。

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