2019年1月に実施されましたFP2級学科試験の問13の問題(総合福祉団体定期保険)と解答・解説です。
問題13:総合福祉団体定期保険
総合福祉団体定期保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 総合福祉団体定期保険は、企業が保険料を負担し、原則として役員・従業員を被保険者とする1年更新の定期保険である。
- 契約の締結に際しては、被保険者になることについての加入予定者の同意および保険約款に基づく告知が必要である。
- 企業が負担した保険料は、その全額を損金の額に算入することができる。
- 災害総合保障特約は、交通事故などの不慮の事故による災害時に障害・入院給付金が支払われる特約であり、給付金の受取人は企業に限定されている。
解答・解説
- 適切
総合福祉団体定期保険は、法人の役員・従業員の遺族の生活保障を目的とし、法人の定める弔慰金・死亡退職金等の円滑な運営のための保険であり、企業が保険料を負担し、保険期間は1年更新の定期保険です。 - 適切
総合福祉団体定期保険契約の締結に際しては、被保険者になることについての加入予定者の同意および保険約款に基づく告知が必要です。 - 適切
企業が負担した総合福祉団体定期保険の保険料は、その全額を損金算入することができます。 - 不適切
災害総合保障特約は、不慮の事故による災害時に障害・入院給付金が支払われる特約であり、給付金の受取人は被保険者の遺族または企業です。
解答:4