2025年5月に公表されましたFP2級実技試験(資産設計提案業務:CBT試験)の問19の問題と解説です。
問19:FP2級資産設計(2025年5月実技試験)
会社員の松尾さんの退職に係るデータが下記<資料>のとおりである場合、松尾さんの退職一時金に係る退職所得の金額として、正しいものはどれか。なお、松尾さんは勤務先の役員であったことはなく、退職は障害者になったことに基因するものではない。また、記載のない事項については一切考慮しないものとする。
- 130万円
- 190万円
- 260万円
- 300万円
解答・解説
退職所得の金額(特定役員退職手当等に係るものを除く)は、「(退職手当等の収入金額-退職所得控除額)×2分の1」となります。
勤続年数20年以下の者の場合、退職所得控除額は、「40万円×勤続年数(80万円に満たない場合は80万円)」となる。
↓
退職所得控除額は、「40万円×16年=640万円」で、退職所得の金額は、「(900万円-640万円)×2分の1=130万円」です。
解答:1