2025年5月FP2級資産設計:問8(実技試験:CBT試験)

2025年5月に公表されましたFP2級実技試験(資産設計提案業務:CBT試験)の問8の問題と解説です。

問8:FP2級資産設計(2025年5月実技試験)

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に耐火建築物を建てる場合、延べ面積(床面積の合計)の最高限度を計算しなさい。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。

解答・解説

建築物の延べ面積の上限=敷地面積×容積率の上限

前面道路(前面道路が二以上あるときは、その幅員の最大のもの。)の幅員(10m)が12m未満である建築物の容積率は、「当該前面道路の幅員(10m)に一定の数値(4/10)を乗じたもの(40/10)」と「都市計画の容積率(30/10)」の2つを比較して、低い方(30/10)が、容積率の上限となります。

ですので、延べ面積(床面積の合計)の最高限度は、「240㎡×300/10=720㎡」となります。

解答:720㎡

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