2018年9月に実施されましたFP3級学科試験の問31:係数の問題と解答・解説を掲載しております。
問31:係数
次の文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。
Aさん(50歳)は、現在から10年間、毎年一定額を積み立てて、老後資金として1,000万円を準備したいと考えている。この場合、必要となる毎年の積立金額は( )である。なお、毎年の積立金は、利率(年率)2%で複利運用されるものとし、計算にあたっては下記の<資料>を利用するものとする。
<資料>利率(年率)2%・期間10年の各種係数
現価係数 | 減債基金係数 | 資本回収係数 |
0.8203 | 0.0913 | 0.1113 |
- 748,934円
- 820,300円
- 913,000円
↓
【解答・解説】
将来の目標金額(1,000万円)を得るためには、毎年、いくら積み立てればよいのか!を求めたい場合に使われる係数は、減債基金係数です。
よって、
現在から10年間、毎年一定額を積み立てて、老後資金として1,000万円を準備したいと考えている場合、必要となる毎年の積立金額は?
1,000万円×0.0913(減債基金係数)=913,000円となります。
解答:3
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