【2022年1月FP3級資産設計提案業務】第1問の問題と解説

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2022年1月に実施されましたFP3級実技試験(資産設計提案業務)の第1問の問題と解説です。

第1問:2022年1月3級実技試験(資産設計)

問1

ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 生命保険募集人・保険仲立人の登録を受けていないFPが、顧客から相談を受け、将来の必要保障額の試算および加入している生命保険の保障内容を説明した。
  2. 弁護士資格を有していないFPが、離婚後の生活設計について相談された顧客の依頼により、その顧客の代理人として相手方との離婚時の財産分与について話し合いを行い、報酬を得た。
  3. 税理士資格を有していないFPが、参加費有料のセミナーにおいて、仮定の事例に基づき、一般的な税法の解説を行った。

【解答・解説】

  1. 適切
    生命保険募集人・保険仲立人の登録を受けていなくても、必要保障額の試算および加入している生命保険の保障内容を説明することができます。
  2. 不適切
    弁護士資格を有していなければ、顧客の代理人として相手方との離婚時の財産分与について話し合いを行い、報酬を得てはいけません。
  3. 適切
    税理士資格を有していなくても、一般的な税法の解説を行うことができます。

解答:2

問2

下記は、最上家のキャッシュフロー表(一部抜粋)である。このキャッシュフロー表の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、計算過程においては端数処理をせず計算し、計算結果については万円未満を四捨五入すること。

  1. (ア)432 (イ)970
  2. (ア)433 (イ)968
  3. (ア)433 (イ)960

【解答・解説】

(ア)について

400×(1+0.02)4=432.9・・・→433万円(万円未満を四捨五入)

(イ)について

840×(1+0.01)+120=968.4→968万円(万円未満を四捨五入)

解答:2

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