2021年9月に実施されましたFP3級実技試験(資産設計提案業務)の第3問の問題と解説です。
第3問:2021年9月3級実技試験(資産設計)
問6
建物の登記記録に関する下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる記録事項の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- (ア)所有権保存登記 (イ)所有権移転登記 (ウ)抵当権設定登記
- (ア)建物の所在や構造 (イ)所有権保存登記 (ウ)所有権移転登記
- (ア)建物の所在や構造 (イ)所有権移転登記 (ウ)抵当権設定登記
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【解答・解説】
表題部には、建物の所在や構造などが記録され、
権利部甲区には、所有権に関する事項(所有権移転登記など)が記録され、
権利部乙区には、所有権以外に関する事項(抵当権設定登記など)が記録されます。
解答:3
問7
下記は、宅地建物の売買・交換において、宅地建物取引業者と交わす媒介契約の種類とその概要についてまとめた表である。下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、自己発見取引とは、自ら発見した相手方と売買または交換の契約を締結する行為を指すものとする。
- (ア)可 (イ)2週間 (ウ)5
- (ア)可 (イ)1ヵ月 (ウ)7
- (ア)不可 (イ)1ヵ月 (ウ)5
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【解答・解説】
(ア)について
専任媒介契約(非専属型)では、依頼者が他の宅地建物取引業者に重ねて売買の媒介を依頼することはできませんが、特約がない限り依頼者自らが見つけた相手方と売買契約を締結することができます。
(イ)について
専任媒介契約については、依頼者に対し、2週間(休業日を含む)に1回以上、報告する義務があります。
(ウ)について
専属専任媒介契約については、媒介の依頼を受けた宅地建物取引業者は、専属専任媒介契約の締結の日から5日以内(休業日は含まない)に、依頼者の物件情報を指定流通機構に登録しなければならない。
解答:1