【2019年5月FP2級】問13:生命保険の一般的な商品

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2019年5月に実施されましたFP2級学科試験の問13の問題(生命保険の一般的な商品)と解答・解説です。

問題13:生命保険の一般的な商品

生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 養老保険は、被保険者に高度障害保険金が支払われた場合でも、その被保険者が保険期間満了まで生存したときには満期保険金が支払われる。
  2. 一時払終身保険は、契約後一定期間内に解約した場合、解約返戻金額が一時払保険料相当額を下回ることがある。
  3. 外貨建て個人年金保険の年金を円貨で受け取る場合、外貨と円貨の為替レートの変動によっては、年金受取総額が払込保険料相当額を下回ることがある。
  4. 収入保障保険は、死亡保険金が年金形式で支払われるが、一括支払いの請求をして一時金で受け取ることもできる。

解答・解説

  1. 不適切
    養老保険の被保険者に高度障害保険金が支払われた場合、その被保険者が保険期間満了まで生存した場合には、満期保険金は支払われません。
  2. 適切
    一時払終身保険は、契約から短期間のうちに解約した場合、解約返戻金が払込保険料を下回ることがあります。また、所定の要件のもとに、将来の終身保障の全部または一部にかえて、解約返戻金を原資として年金に変更することができます。
  3. 適切
    外貨建て個人年金保険において、死亡給付金や年金を円貨で受け取る場合、為替の変動によっては死亡給付金額や年金額等が支払保険料相当額を下回ることがあります。
  4. 適切
    収入保障保険や収入保障特約は、被保険者が死亡または高度障害になった場合、遺族に対して死亡保険金等が年金形式で支払われますが、一括支払いの請求をして年金現価を一時金で受け取ることもできます。

解答:1

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