【2020年1月FP3級】問19:医療費控除の特例

FP2級・3級試験教材

2020年(令和2年)1月に実施されましたFP3級学科試験の問19の問題(医療費控除の特例)と解答・解説です。

問題19:医療費控除の特例

次の記述が、正しいまたは適切であれば「○」を、誤っているまたは不適切であれば「×」を選択しなさい。

所得税において、納税者がスイッチOTC医薬品を購入した場合、所定の要件を満たせば、88,000円を限度として、その購入費用の全額を医療費控除として総所得金額から控除することができる。

【解答・解説】

自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の親族が、一定のスイッチOTC医薬品を購入した場合、その年中に支払った額の合計額が12,000円を超えるときは、その超える部分の金額(その金額が88,000円を超えるときは、88,000円。←控除額の上限)を、その年分の総所得金額等から控除することができます。

ですので、12,000円を超えた部分の金額(限度88,000円)を控除することができるのであって、「購入費用の全額」ではありません。

解答:×

≫2020年1月FP3級目次ページ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

    FP2級・3級試験教材