2018年1月に実施された2級ファイナンシャルプランナー(FP)試験の学科試験の問題29です。
NISAの問題は、今後の2級FP試験でも出題される可能性がある問題ですので、必ず、押えてください。
問29:NISA
NISA(少額投資非課税制度)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)、つみたてNISA(非課税累積投資契約)については考慮しないこと。また、本問においては、NISAにより投資収益が非課税となる口座をNISA口座という。
- NISA口座で保有することができる上場株式等には、上場投資信託(ETF)や上場不動産投資信託(J-REIT)は含まれない。
- NISA口座の平成29年分の新規投資における非課税枠は120万円が上限であるが、その年の非課税枠の未使用分については、翌年以降に繰り越すことができない。
- NISA口座内の上場株式等の譲渡損失の金額については、確定申告を行うことにより、同一のNISA口座で受け取った配当金等の金額と損益通算することができる。
- NISA口座を通じて上場株式を購入した場合、その譲渡益が非課税となるのは最長で3年間である。
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【解答・解説】
- 不適切
対象商品は、上場株式、株式投資信託、ETF、J-REITなどです。 - 適切
NISA口座の平成29年分の新規投資における非課税枠は120万円が上限となります。なお、年間120万円の上限に達していない未使用分については、翌年以降に繰り越すことができません。 - 不適切
NISA口座内の上場株式等の譲渡損失は、なかったものとみなされ、損益通算の対象となりません。 - 不適切
非課税期間は、最長5年間です。
A.2