2023年(令和5年)5月に実施されましたFP2級学科試験の問54の問題(遺言)と解答・解説です。
問54:遺言
遺言に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 公正証書遺言を作成する際には、証人2人以上の立会いが必要とされる。
- 公正証書遺言を作成した遺言者は、その遺言を自筆証書遺言によって撤回することができる。
- 自筆証書遺言を作成する際に財産目録を添付する場合、その目録はパソコン等で作成することができる。
- 自筆証書遺言は、自筆証書遺言書保管制度により法務局(遺言書保管所)に保管されているものであっても、相続開始後に家庭裁判所の検認を受けなければならない。
解答・解説
- 適切
公正証書遺言を作成する際には、証人2人以上の立会いが必要とされます。 - 適切
公正証書遺言を作成した遺言者は、その遺言を自筆証書遺言によって撤回することができます。 - 適切
自筆証書遺言を作成する際に財産目録を添付する場合、その目録はパソコン等で作成することができます。 - 不適切
自筆証書遺言書保管制度により法務局(遺言書保管所)に保管されている場合、検認は不要です。
解答:4