2024年（令和6年）1月に実施されましたFP2級学科試験の問10の問題（クレジットカード）と解答・解説です。
問10：クレジットカード
クレジットカード会社（貸金業者）が発行するクレジットカードの一般的な利用に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- クレジットカードで商品を購入（ショッピング）した場合の返済方法の一つである定額リボルビング払い方式は、カード利用時に代金の支払回数を決め、利用代金をその回数で分割して支払う方法である。
- クレジットカードで無担保借入（キャッシング）をする行為は、貸金業法上、総量規制の対象となる。
- クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与することが禁止されており、クレジットカード会員が生計を維持している親族に対しても貸与することはできない。
- クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができる。
解答・解説
- 不適切
利用代金の支払回数を決め、その回数で利用代金を分割して支払う方法は、「リボルビング払い方式」ではなく、「分割払い」です。 - 適切
クレジットカードで無担保借入（キャッシング）をする行為は、貸金業法上、総量規制の対象となります。
※キャッシング利用限度額の合計は、原則として、その他の無担保借入残高（他社も含む）と合算して年収額の３分の１までとされています。 - 適切
クレジットカード会員規約では、クレジットカードは他人へ貸与することが禁止されており、クレジットカード会員が生計を維持している親族に対しても貸与することはできません。 - 適切
クレジットカード会員の信用情報は、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関により管理されており、会員は自己の信用情報について所定の手続きにより開示請求をすることができます。
解答：１