2018年1月に実施された2級ファイナンシャルプランナー(FP)試験の学科試験の問題27です。
オプション取引の問題は、今後の2級FP試験でも出題される可能性がある問題ですので、必ず、押えてください。
問27:オプション取引
オプション取引に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- コール・オプションは「原資産を売る権利」であり、プット・オプションは「原資産を買う権利」である。
- オプションの買い手の損失は無限定であるが、オプションの売り手の損失は、プレミアム(オプション料)に限定されている。
- コール・オプション、プット・オプションのいずれも、他の条件が同じであれば、満期までの期間が長いほど、プレミアム(オプション料)は低くなる。
- オプションの取引形態には、金融商品取引所に上場されている上場オプション、相対で取引される店頭オプションがある。
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【解答・解説】
- 不適切
コール・オプションは「原資産を買う権利」であり、プット・オプションは「原資産を売る権利」です。
よって、本問は、逆の記述です。 - 不適切
オプションの買い手の損失は、「プレミアム」に限定されます。
オプションの売り手の損失は、限定されるものではありません。オプションの売り手の利益は、「プレミアム」に限定されます。
よって、本問は、逆の記述です。 - 不適切
満期までの残存期間が長いほど、コール・オプション、プット・オプションのいずれも、プレミアムは高くなります。 - 適切
オプションが取引される市場には、金融商品取引所に上場して取引される上場市場と、個別に相対ベースで取引される店頭市場があります。
A.4