問31:非課税所得(所得税)~2018年1月2級FP試験

FP2級・3級試験教材

~NEW~

法人税(タックスプランニング編)の勉強を終えた方は、法人税の問題にチャレンジしてください。

≫法人税問題ページ

2018年1月に実施された2級ファイナンシャルプランナー(FP)試験の学科試験の問題31です。

非課税所得(所得税)の問題は、今後の2級FP試験でも出題される可能性がある問題ですので、必ず、押えてください。

問31:非課税所得(所得税)

次のうち、所得税における非課税所得に該当するものはどれか。

  1. 勤務していた会社を自己都合により退職したことで受け取った雇用保険の基本手当
  2. 法人からの贈与により個人が受け取った金品
  3. 年金受給者が受け取った老齢基礎年金
  4. 賃貸不動産の賃貸人である個人が賃借人から受け取った家賃

【解答・解説】

  1. 非課税所得に該当します
    雇用保険の基本手当は、所得税の非課税所得に該当します。
  2. 非課税所得に該当しません
    「法人→個人」への贈与の場合、個人に対して所得税が課税されます。
    法人と個人間に雇用関係があれば、給与所得に該当し、雇用関係がなければ、一時所得に該当します。
  3. 非課税所得に該当しません
    老齢基礎年金については、(公的年金等に係る)雑所得として所得税の課税対象となります。
  4. 非課税所得に該当しません
    不動産を賃貸している場合には、その賃貸料収入(家賃)は不動産所得として所得税の課税対象となります。

A.1

2018年1月2級FP試験目次ページへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

    FP2級・3級試験教材