2019年1月に実施されましたFP3級学科試験の問54の問題(農地法)と解答・解説です。
問題54:農地法
次の記述の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。
農地法の規定によれば、所有する農地を自宅の建築を目的として宅地に転用する場合、原則として( 1 )の許可を受けなければならないが、市街化区域内にある農地において、あらかじめ( 2 )に届出のある場合は、この限りでない。
- (1)都道府県知事等 (2)農業委員会
- (1)都道府県知事等 (2)市町村長
- (1)農業委員会 (2)市町村長
↓
【解答・解説】
所有する農地を自宅の建築を目的として宅地(農地以外のもの)に転用する場合、つまり、権利移動を伴わない転用の場合には、農地法4条1項の許可を受ける必要があります。
なお、許可権者は、都道府県知事(指定市町村の区域内にあっては、指定市町村の長。都道府県知事等といいます。)となります。
しかし、市街化区域内の話であれば、あらかじめ、農業委員会に届け出ることで、許可は不要となります。
解答:1