2020年1月に実施されましたFP2級学科試験の問28の問題(NISA)と解答・解説です。
問題28:NISA
一般NISA(非課税上場株式等管理契約に係る少額投資非課税制度)およびつみたてNISA(非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問においては、一般NISAにより投資収益が非課税となる勘定を一般NISA勘定といい、つみたてNISAにより投資収益が非課税となる勘定をつみたてNISA勘定という。
- 一般NISAとつみたてNISAは、同一年中において、併用して新規投資に利用することはできない。
- 2019年中に一般NISA勘定を通じて購入することができる限度額(非課税枠)は、120万円である。
- 2019年中につみたてNISA勘定を通じて購入することができる限度額(非課税枠)のうち、未使用分については、2020年に繰り越すことができる。
- つみたてNISA勘定を通じて購入することができる金融商品は、所定の要件を満たす公募株式投資信託やETF(上場投資信託)であり、長期の積立・分散投資に適した一定の商品性を有するものに限られている。
解答・解説
- 適切
一般NISAとつみたてNISAは、併用して利用することはできません。 - 適切
一般NISA勘定を通じて購入することができる限度額(非課税枠)は、120万円です。
なお、つみたてNISAは、年間40万円! - 不適切
つみたてNISA勘定を通じて購入することができる限度額(非課税枠)のうち、未使用分については、翌年以降に繰り越すことができません。
なお、一般NISAも同じ! - 適切
つみたてNISA勘定を通じて購入することができる金融商品は、所定の要件を満たす公募株式投資信託やETF(上場投資信託)であり、長期の積立・分散投資に適した一定の商品性を有するものに限られています。
解答:3