2022年(令和4年)9月に実施されましたFP2級学科試験の問18の問題(傷害保険)と解答・解説です。
問題18:傷害保険
傷害保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約については考慮しないものとする。
- 家族傷害保険では、保険期間中に記名被保険者に子が生まれた場合、その子を被保険者に加えるためには追加保険料を支払う必要がある。
- 普通傷害保険では、被保険者が就業中の事故によりケガをした場合、補償の対象となる。
- 国内旅行傷害保険では、被保険者が旅行中の飲食により細菌性食中毒を発症した場合、補償の対象となる。
- 海外旅行傷害保険では、被保険者が旅行先の火山の噴火により発生した津波でケガをした場合、補償の対象となる。
解答・解説
- 不適切
家族傷害保険では、保険期間中に出生した記名被保険者本人の子は被保険者となりますが、被保険者となるために追加保険料を支払う必要はありません。 - 適切
普通傷害保険は、国内外を問わず、急激かつ偶然な外来の事故によって被った傷害が保険金支払いの対象となり、就業中・海外旅行中に発生した事故によるケガも補償の対象となります。 - 適切
国内旅行傷害保険は、細菌性食中毒やウイルス性食中毒による損害は、補償の対象となります。 - 適切
海外旅行傷害保険は、旅行中に発生した地震、噴火又はこれらによる津波によるケガや細菌性の食中毒は補償の対象となります。
解答:1