2024年(令和6年)5月に実施されましたFP2級学科試験の問34の問題(所得税における各種所得控除)と解答・解説です。
問34:所得税における各種所得控除
所得税における各種所得控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、各選択肢において、ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。
- 納税者の合計所得金額が2,500万円を超える場合、基礎控除の適用を受けることはできない。
- 納税者の合計所得金額が1,000万円を超える場合、配偶者控除の適用を受けることはできない。
- 納税者の合計所得金額が1,000万円を超える場合、医療費控除の適用を受けることはできない。
- 納税者の合計所得金額が500万円を超える場合、寡婦控除の適用を受けることはできない。
解答・解説
- 適切
納税者の合計所得金額が2,500万円を超える場合、基礎控除の適用を受けることはできません。 - 適切
納税者の合計所得金額が1,000万円を超える場合、配偶者控除の適用を受けることはできません。 - 不適切
合計所得金額は、医療費控除の適用要件となっていません。 - 適切
納税者の合計所得金額が500万円を超える場合、寡婦控除の適用を受けることはできません。
解答:3