2025年(令和7年)5月公表分のFP2級学科試験(CBT試験)の問22の問題(預金の一般的な商品性)と解答・解説です。
問22:預金
銀行等の金融機関で取り扱う預金の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 期日指定定期預金では、預金者が、預入日の翌営業日から最長預入期日までの間で満期日を指定することができる。
- 当座預金は、公共料金の自動振替口座として利用することができる。
- スーパー定期預金には、預入期間が3年以上の場合、単利型と半年複利型があるが、半年複利型を利用することができるのは法人に限られる。
- 大口定期預金は、最低預入金額が2,000万円に設定された変動金利型の定期預金である。
解答・解説
- 不適切
期日指定定期預金は、据置期間が1年であり、据置期間経過後から、最長預入期日までの任意の日を満期日として指定することができます。 - 適切
当座預金は、公共料金の自動振替口座として利用することができます。 - 不適切
スーパー定期預金には、預入期間が3年以上の場合、単利型と半年複利型があるが、半年複利型を利用することができるのは法人に限られる。スーパー定期の金利は、固定金利で、預入期間が1ヵ月以上3年未満のものは単利型のみ、3年以上のものは単利型と半年複利型の選択となります。なお、複利型は、個人のみ利用可能です。 - 不適切
大口定期預金は、固定金利の預金で、預入金額1,000万円以上で設定が可能です。
解答:2