2021年1月FP2級資産設計:第8問(実技試験)

FP2級・3級試験教材

2021年1月に実施されましたFP2級実技試験(資産設計提案業務)の第8問の問題と解説です。

第8問:FP2級資産設計(2021年1月実技試験)

下記の問26~問28について解答しなさい。

問26

岡さんは、将来の生活費の準備として新たに積立てを開始する予定である。毎年年末に40万円を積み立てるものとし、30年間、年利1.0%で複利運用しながら積み立てた場合、30年後の合計額はいくらになるか。

問27

増田さんは、独立開業の準備資金として、5年後に1,000万円を用意しようと考えている。年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。

問28

大久保さんは、退職金として受け取った1,000万円を将来の有料老人ホームの入居金のために運用しようと考えている。これを20年間、年利1.0%で複利運用した場合、20年後の合計額はいくらになるか。

解答・解説

問26

解答:13,914,000円

一定の利率で複利運用しながら一定期間、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金終価係数です。

ですので、「40万円×34.785=13,914,000円」です。

問27

解答:1,960,000円

一定の利率で複利運用しながら一定期間後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、減債基金係数です。

ですので、「1,000万円×0.196=1,960,000円」です。

問28

解答:12,200,000円

現在保有する資金を一定期間、一定の利率で複利運用した場合の将来の元利合計額を試算する際、保有する資金の額に乗じる係数は、終価係数です。

ですので、「1,000万円×1.22=12,200,000円」です。

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