【2019年9月FP3級】問53:接道義務

FP2級・3級試験教材

2019年9月に実施されましたFP3級学科試験の問53の問題(接道義務)と解答・解説です。

問題53:接道義務

次の記述の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。

建築基準法の規定では、都市計画区域および準都市計画区域内の建築物の敷地は、原則として、幅員( 1 )以上の道路に( 2 )以上接しなければならない。

  1. (1)2m (2)1.5m
  2. (1)4m (2)2m
  3. (1)4m (2)1.5m

【解答・解説】

建築基準法の規定では、都市計画区域および準都市計画区域内の建築物の敷地は、原則として、幅員4m以上の道路に2m以上接しなければなりません。

なお、上記の例外として、

次のいずれかに該当する建築物の敷地については、道路に2m以上接していなくてもよいことになります。

  • その敷地が幅員4メートル以上の道(道路に該当するものを除き、避難及び通行の安全上必要な国土交通省令で定める基準に適合するものに限る。)に2メートル以上接する建築物のうち、利用者が少数であるものとしてその用途及び規模に関し国土交通省令で定める基準に適合するもので、特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めるもの。
    ※この場合、建築審査会の同意は不要です。
  • その敷地の周囲に広い空地を有する建築物その他の国土交通省令で定める基準に適合する建築物で、特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めて建築審査会の同意を得て許可したもの。

解答:2

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