【2018年9月FP3級資産設計】実技試験:第2問

暗記復習まとめ集【FP2級3級】

2018年9月に実施されましたFP3級実技試験(資産設計提案業務)の第2問の問題と解説です。

第2問:2018年9月3級実技試験(資産設計)

下記の問3~問5について解答しなさい。

問3:経済用語

下記は、経済用語についてまとめた表である。下表の経済用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

経済用語主な用語
(ア)日本銀行が景気の現状や先行きの見通しについて企業に直接行うアンケート調査で、全国企業短期経済観測調査の略称であり、年4回、調査・公表される。
(イ)消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標で、総務省から毎月発表されている。
(ウ)生産、雇用などの経済活動状況を表すさまざまな指標の動きを統合して、景気の現状把握や将来の動向を予測するために内閣府が発表している指標である。
  1. 空欄(ア)に入る用語は、「日銀短観」である。
  2. 空欄(イ)に入る用語は、「消費者物価指数」である。
  3. 空欄(ウ)に入る用語は、「企業物価指数」である。

問4:NISA

下記は、NISA(少額投資非課税制度)の概要についてまとめた表である。下表に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

対象となる金融商品上場株式、株式投資信託、J-REIT(上場不動産投資信託)等
口座開設原則1人1口座
金融機関の変更( ア )
非課税投資枠新規投資額で年間( イ )まで
非課税枠の未使用分翌年以降に( ウ )
  1. 空欄(ア)に入る語句は、「1年単位で可能」である。
  2. 空欄(イ)に入る語句は、「100万円」である。
  3. 空欄(ウ)に入る語句は、「繰り越すことができない」である。

問5:株式の投資指標

下記<資料>に基づくSX株式会社の投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、購入時の手数料および税金は考慮しないこととする。

<資料>

[株式市場に関するデータ]

[SX株式会社に関するデータ]

株価:810円

1株当たり純利益(今期予想):62円

1株当たり純資産:580円

1株当たり年間配当金(今期予想):16円

  1. 株価収益率(PER)で比較した場合、SX株式会社の株価は日経平均採用銘柄の平均(予想ベース)より割安である。
  2. 株価純資産倍率(PBR)で比較した場合、SX株式会社の株価は東京証券取引所市場第1部(東証1部)全銘柄の平均より割安である。
  3. 配当利回り(単純平均)で比較した場合、SX株式会社の配当利回りはジャスダック全銘柄の平均(予想ベース)より高い。

解答・解説

問3:経済用語

(ア)適切

全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、日本銀行が年4回、全国約1万社の企業を対象に、資金繰り、雇用人員、業況の見通しなどについて統計法に基づいて行われる調査です。なお、対象となる企業の業種は、製造業だけに限らず、非製造業も対象となります。

(イ)適切

消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財およびサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定する統計で、総務省が作成・公表しています。

(ウ)不適切

日本銀行が発表する企業物価指数は、企業間で取引される財に関する物価の変動をとらえるもので、国内企業物価指数、輸出物価指数、輸入物価指数から構成されます。 本問は、景気動向指数についての記述となります。

解答:3

問4:NISA

(ア)正しい

NISA口座で取引する金融機関は、年単位で変更することができます。

(イ)誤り

NISA口座の新規投資における非課税枠は120万円が上限となります。

(ウ)正しい

NISA口座の非課税枠の未使用分については、翌年以降に繰り越すことができません。

解答:2

問5:株式の投資指標

(1)正しい

PERは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す投資指標で、同規模・同一業種の銘柄間においては、一般に、PERの低い銘柄が割安と考えられます。

PER(倍)=株価÷1株当たりの利益 SX株式会社のPERは、810円÷62円=約13.06倍となります。

日経平均採用銘柄のPERの欄には、13.81倍と記載されていますので、SX株式会社の方が割安となります。

(2)誤り

PBRは、株価が1株当たり純資産(株主資本)の何倍であるかを示す投資指標であり、同規模・同一業種の銘柄間においては、一般に、PBRの高い銘柄が割高と考えられます。

PBR(倍)=株価÷1株当たりの純資産 SX株式会社のPBRは、810円÷580円=約1.39倍となります。

東証1部全銘柄のPBRの欄には、1.34倍と記載されていますので、SX株式会社の方が割高となります。

(3)正しい

配当利回りは、投資金額に対する年間配当金の割合を示す指標です。

配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷株価×100

SX株式会社の配当利回りは、16円÷810円×100=約1.97%となります。

ジャスダック全銘柄の配当利回りの欄には、1.38%と記載されていますので、SX株式会社の方が高くなります。  

解答:2

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