2018年9月に実施されましたFP3級学科試験の問57:法定相続分の問題と解答・解説を掲載しております。
問57:法定相続分
次の文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。
下記の<親族関係図>において、Aさんの相続における妻Bさんの法定相続分は、( )である。
<親族関係図>
- 2分の1
- 3分の2
- 4分の3
↓
【解答・解説】
妻Bさんは、法定相続人に該当することになります。
Aさんには、第1順位である子供がいませんので、第2順位である直系尊属、つまり、父母が法定相続人となります。
法定相続人が配偶者と直系尊属の場合
配偶者の法定相続分が3分の2となり、直系尊属の法定相続分が3分の1となります。
※余談ですが
直系尊属の法定相続分3分の1を父と母2人で均等に分け合うことになります。
よって、父と母の法定相続分は、それぞれ、6分の1(3分の1÷2人)となります。
解答:2
≫≫≫問題と解説の目次ページへ