2018年9月に実施されましたFP3級実技試験(資産設計提案業務)の第3問の問題と解説です。
第3問:2018年9月3級実技試験(資産設計)
下記の問6、問7について解答しなさい。
問6:延べ面積の最高限度
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
<資料>
- 600×0.6=360(㎡)
- 600×3.0=1,800(㎡)
- 600×7.0×6/10=2,520(㎡)
問7:土地の登記記録
土地の登記記録において、下表の甲区(ア)、乙区(イ)に記録される事項の組み合わせとして、誤っているものはどれか。なお、問題作成の都合上、表の一部を空欄(***)としている。
<土地登記記録の構成>
- (ア)抵当権設定登記 (イ)所有権保存登記
- (ア)所有権移転登記 (イ)抵当権設定登記
- (ア)所有権移転登記 (イ)地上権設定登記
解答・解説
問6:延べ面積の最高限度
延べ面積の上限=土地の面積×容積率
前面道路の幅員(7m)が12m未満ですので
7m×6/10=420%>300%→容積率は、300%となります。
ですので、延べ面積の上限は、「600㎡×300%=1,800㎡」となります。
解答:2
問7:土地の登記記録
甲区:所有権に関する事項(所有権移転登記など)が記録されます。
乙区:所有権以外の権利に関する事項(地上権、抵当権設定登記など)が記録されます。
解答:1