【2021年(令和3年)1月FP2級】問9:国の教育ローン等

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2021年(令和3年)1月に実施されましたFP2級学科試験の問9の問題(国の教育ローン等)と解答・解説です。

問題9:国の教育ローン等

日本学生支援機構の貸与型奨学金および日本政策金融公庫の教育一般貸付(以下「国の教育ローン」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 貸与型奨学金の一つである第一種奨学金の貸与を受けられるのは、国内の大学等に在学する特に優れた学生等であって、経済的理由により著しく修学に困難がある者とされている。
  2. 国の教育ローンを利用するためには、世帯年収(所得)が申込人の世帯で扶養している子の人数に応じて定められた額以下でなければならない。
  3. 国の教育ローンの融資金利は固定金利であり、返済期間は、母子家庭等の場合を除き、15年以内とされている。
  4. 国の教育ローンの資金使途は、受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)と学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)に限定されている。

解答・解説:国の教育ローン等

  1. 適切
    貸与型奨学金の一つである第一種奨学金の貸与を受けられるのは、国内の大学等に在学する特に優れた学生等であって、経済的理由により著しく修学に困難がある者とされています。(第一種は無利息で貸与!)
  2. 適切
    国の教育ローンを利用するためには、世帯年収(所得)が申込人の世帯で扶養している子の人数に応じて定められた額以下でなければなりません。
  3. 適切
    国の教育ローンの融資金利は固定金利であり、返済期間は、母子家庭等の場合を除き、15年以内とされています。(母子家庭・父子家庭等の場合には18年以内!)
  4. 不適切
    国の教育ローンは、学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)、受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)、在学のため必要となる住居費用、教科書代、教材費、通学費用、学生の国民年金保険料などに使うことができます。

解答:4

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