計算式まとめ~タックスプランニング

FP試験範囲である6分野の1つ「タックスプランニング」の重要計算式をまとめています。

正確に、この計算式を覚えてください。

所得税

所得計算

  1. 利子や収益分配等の収入金額(源泉徴収税額を差し引く前)=利子所得
  2. 収入金額(源泉徴収税額を差し引く前)-株式などを取得するための借入金の利子=配当所得
  3. 総収入金額-必要経費=事業所得の金額
  4. 総収入金額-必要経費=不動産所得の金額
  5. 総収入金額-給与所得控除額=給与所得
  6. (収入金額-退職所得控除額) × 1/2=退職所得
    ※役員等勤続年数が5年以下である役員等に支払う退職金については、平成25年分以後は、「収入金額(源泉徴収前の金額)-退職所得控除額=退職所得」となります。
  7. 譲渡所得
    ・土地建物及び株式以外の資産を譲渡した場合
    →総収入金額(譲渡価額)-(取得費+譲渡費用)-特別控除額(最高50万円)=譲渡所得
    ・土地建物を譲渡した場合
    →譲渡価額-(取得費+譲渡費用)-特別控除額=譲渡所得
    ・株式を譲渡した場合
    →総収入金額(譲渡価額)-(取得費+譲渡費用+負債利子)=譲渡所得
  8. 総収入金額-必要経費-特別控除額(最高50万円)=山林所得
  9. 総収入金額-収入を得るために支出した金額-特別控除額(最高50万円)=一時所得
  10. 雑所得
    ・公的年金等の雑所得
    →収入金額-公的年金等控除額=公的年金等の雑所得
    ・公的年金等以外の雑所得
    →総収入金額-必要経費=公的年金等以外の雑所得

所得控除

  1. 雑損控除
    控除額は、次の金額(1)(2)のうちいずれか多い方の金額です。
    (1)差引損失額-総所得金額等×10%
    (2)差引損失額のうち災害関連支出の金額-5万円

  2. 医療費控除
    控除額=実際に支払った医療費の合計額-保険金などで補てんされる金額-10万円
    ※上記算式では、10万円を差し引いていますが、その年の総所得金額等が200万円未満の方は、総所得金額等の5%の金額を差し引きます。
    ※控除額は、最高で200万円です。
  3. 寄付金控除額
    A-2,000円=控除額
    ※A=「特定寄付金として支出した金額」と「総所得金額等の合計額の40%」のいずれか少ない金額

所得税額

  1. 総合課税
    課税総所得金額×所得税の超過累進税率=所得税額
  2. 分離課税
    1)譲渡所得
    短期譲渡所得:課税短期譲渡所得×30.63%=所得税額
    長期譲渡所得:課税長期譲渡所得×15.315%=所得税額
    株式の譲渡所得:課税譲渡所得金額×15.315%=所得税額
    2)山林所得
    →課税山林所得金額×1/5×所得税の超過累進税率×5=所得税額
    3)退職所得
    →課税退職所得金額×所得税の超過累進税率=所得税額

税額控除

配当控除額

  • 課税総所得の金額が1,000万円以下の場合
    →配当所得金額×10%=配当控除額
  • 課税総所得の金額が1,000万円超の場合
    →(配当所得金額-課税総所得金額+1,000万円)×10%+(課税総所得金額-1,000万円)×5%=配当控除額

個人事業税

個人事業税=(所得-各種控除額-事業主控除額290万円)×税率

法人税

下記の計算式については、2級の方だけが覚えてください。ですので、3級の方は、覚える必要がありません。

  1. 所得金額
    会計上の利益+損金不算入額+益金算入額-損金算入額-益金不算入額=所得金額
  2. 交際費等
    (1)期末資本金等の金額が1億円以下の法人
    →次のいずれかの金額まで、損金に算入することができます。
    1)交際費等のうち、「飲食等に要する費用×50%」の金額
    2)交際費等の額のうち、「800万円×当事業年度の月数÷12ヵ月」の金額
    (2)期末資本金等の金額が1億円超の法人
    →交際費等のうち、「飲食等に要する費用×50%」の金額まで、損金に算入することができます。

計算式確認問題【タックスプランニング】

〇×確認問題

【問題】

次の記述が正しければ〇を、次の記述が誤りであれば×をつけてください。

  1. 退職所得の金額は、「収入金額-退職所得控除額」により求めることができる。なお、役員等勤続年数が5年以下である役員等に支払う退職金ではない。
  2. 一時所得の金額は、「総収入金額-収入を得るために支出した金額-特別控除額(最高30万円)」により求めることができる。

【解答】

  1. (収入金額-退職所得控除額) × 1/2=退職所得
    ※役員等勤続年数が5年以下である役員等に支払う退職金については、平成25年分以後は、「収入金額(源泉徴収前の金額)-退職所得控除額=退職所得」となります。
    よって、本問は、誤った記述となります。
  2. 総収入金額-必要経費-特別控除額(最高50万円)=山林所得
    よって、本問は、誤った記述となります。

穴埋め問題

【問題】

次の( )の中に入る数字は何でしょうか?

  1. 総収入金額-( )=給与所得
  2. 課税総所得の金額が1,000万円以下の場合
    →配当所得金額×( )=配当控除額

【解答】

  1. 総収入金額-(給与所得控除額)=給与所得
  2. 課税総所得の金額が1,000万円以下の場合
    →配当所得金額×(10%)=配当控除額

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