【2級FP】問29ジュニアNISA～2018年5月学科試験

2018年5月に実施されました2級FP学科試験の問29の問題(ジュニアNISA)と解答・解説です。

問29 ジュニアNISA

【問題】

ジュニアNISA（未成年者少額投資非課税制度）に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問においては、ジュニアNISAにより投資収益が非課税となる口座をジュニアNISA口座という。

1. ジュニアＮＩＳＡ口座の年間投資上限金額は、８０万円である。
2. ジュニアＮＩＳＡ口座では、その年の非課税枠の未使用分については、翌年以降に繰り越すことができる。
3. ジュニアＮＩＳＡ口座で保有する上場株式の配当金を非課税扱いにするためには、配当金の受取方法として株式数比例配分方式を選択しなければならない。
4. ジュニアＮＩＳＡ口座では、口座開設者が３月３１日において１８歳である年の前年１２月３１日まで、払出し制限がある。

↓

【解答・解説】

1. 適切。
   ジュニアＮＩＳＡ口座の年間投資上限金額は、８０万円となります。なお、未使用分があったとしても、翌年以降に繰り越すことができません。
2. 不適切。
   上記１．で解説したとおり、未使用分があったとしても、翌年以降に繰り越すことができません。
3. 適切。
   上場株式の配当金、ETF、REITの分配金を非課税扱いにするためには、配当金の受取方法として株式数比例配分方式（証券会社の取引口座で受け取る方式）を選択しなければなりません。
4. 適切。
   ジュニアNISA口座からの払出しは、口座開設者が３月３１日において１８歳である年の前年の１２月３１日までできません。

解答：２

≫≫≫問題と解説の目次ページ