2020年(令和2年)1月に実施されましたFP3級学科試験の問31の問題(係数)と解答・解説です。
問題31:係数
次の記述の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。
Aさん(40歳)が、老後資金として2,000万円を準備するために、20年間、毎年均等に積み立て、利率(年率)1%で複利運用する場合、必要となる毎年の積立金額は ( )である。
なお、計算にあたっては下記の<資料>の係数を使用して算出するものとする。
<資料>利率(年率)1%・期間20年の各種係数
現価係数 | 減債基金係数 | 年金現価係数 |
0.8195 | 0.0454 | 18.0455 |
- 819,500円
- 908,000円
- 1,000,000円
↓
【解答・解説】
一定の利率で複利運用しながら一定期間後に目標とする額(2,000万円)を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数は、減債基金係数です。
ですので、「2,000万円×0.0454=908,000円」が、毎年の積立金額となります。
解答:2