公的年金の遺族給付について【FP過去問ポイント解説】

暗記復習まとめ集【FP2級3級】

実技試験の過去問を使って、公的年金の遺族給付について解説していきます。

過去問:公的年金の遺族給付

【過去問】

浩介さんの公的年金加入歴は下記の資料のとおりである。仮に浩介さんが現時点(33歳)で死亡した場合、浩介さんの死亡時点において妻の理恵さんに支給される公的年金の遺族給付に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、浩介さんは、入社時(22歳)から死亡時まで厚生年金保険に加入しているものとし、遺族給付における生計維持要件は満たされているものとする。

<資料>

遺族給付

  1. 遺族基礎年金と死亡一時金が支給される。
  2. 遺族厚生年金と寡婦年金が支給される。
  3. 遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給される。

【解答・解説】

遺族基礎年金についてですが、

国民年金の被保険者(第2号被保険者)が死亡しており、また、理恵さんには、子がいますので、遺族基礎年金が支給されます。

子とは、「 18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子」「 20歳未満で障害等級1級または2級の子」のことをいいます。

遺族厚生年金についてですが、

厚生年金の被保険者が死亡していますので、遺族厚生年金が支給されます。

浩介さんは、

  • 国民年金の1号被保険者として保険料納付済期間等が36月以上ありませんので、死亡一時金は支給されません。
  • 国民年金の第1号被保険者として保険料納付済期間が10年以上ありませんので、寡婦年金は支給されません。

解答:3

この過去問では登場していませんが、

妻の遺族厚生年金に加算されます中高齢寡婦加算についても見ていきます。

理恵さんが40歳に達した時点では、長女の千穂さんが、18歳到達年度の3月末日を過ぎていませんので、遺族基礎年金が支給されます。

遺族基礎年金を受給することができますので、中高齢寡婦加算が支給されません。

しかし、18歳到達年度の3月末日を過ぎますと、子に該当しないことになり、遺族基礎年金を受給することができなくなります。

その代わりに、理恵さんには、中高齢寡婦加算が支給されることになります。(65歳になるまで支給!)

※細かい要件等については、暗記復習まとめ集でご確認ください。

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