FP2級実技試験の第1回予想問題【生保顧客資産相談業務】

暗記復習まとめ集【FP2級3級】

FP2級実技試験(生保顧客資産相談業務)対策用の第1回予想問題です。

何度も繰り返して、必ず、本試験までに押さえてください。

第1回実技予想問題(FP2級生保顧客資産相談業務)

第1問

次の設例に基づき各問(問1~問3)に答えなさい。

<設例>

X株式会社に勤務するAさん(59歳)は、令和2年5月に満60歳を迎える。Aさんは、親の介護に専念するため、60歳で定年退職し、再就職をする予定もない。妻Bさん(51歳)が会社員として働いているため、家計がすぐに苦しくなることはないものの、60歳以後の公的年金の支給や健康保険などがどうなるか、不安を感じている。 そこで、Aさんは、懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Aさん夫婦に関する資料は、以下のとおりである。

<Aさん夫婦に関する資料>

(1)Aさん(昭和35年5月21日生まれ・59歳・会社員)

・公的年金加入歴:下図のとおり(60歳定年時までの見込みを含む)

大学生であった期間(35月)は任意加入していない。

・全国健康保険協会管掌健康保険、雇用保険に加入中

(2) 妻Bさん(昭和43年5月10日生まれ・51歳・会社員)

・公的年金加入歴:18歳から現在に至るまでの間(393月)、厚生年金保険に加入している。

・健康保険(保険者:健康保険組合)、雇用保険に加入中

※現在および将来においても、Aさんと妻Bさんは同居し、生計維持関係にあるものとする。
※Aさんおよび妻Bさんは、現在および将来においても、公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問1

はじめに、Mさんは、Aさんに対して、Aさんが65歳になるまでに受給することができる公的年金制度からの老齢給付について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)~(3)に入る最も適切な数値を答えなさい。なお、年金額は令和2年度価額に基づいて計算し、年金額の端数処理は円未満を四捨五入すること。

「老齢厚生年金の支給開始年齢は原則として65歳ですが、経過措置として、老齢基礎年金に係る(1)年の受給資格期間を満たし、かつ、厚生年金保険の被保険者期間が1年以上あることなどの所定の要件を満たしている方は、65歳到達前に特別支給の老齢厚生年金を受給することができます。 昭和35年5月生まれのAさんは、原則として、(2)歳から報酬比例部分のみの特別支給の老齢厚生年金を受給することができます。Aさんが(2)歳から受給することができる特別支給の老齢厚生年金の額は、下記<資料>の計算式により、年額(3)円となります」

<資料>

○特別支給の老齢厚生年金の計算式(本来水準の額)

・特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)の額=a+b

a:平成15年3月以前の期間分 平均標準報酬月額×7.125/1,000×平成15年3月以前の被保険者期間の月数

b:平成15年4月以後の期間分 平均標準報酬額×5.481/1,000×平成15年4月以後の被保険者期間の月数

問2

次に、Mさんは、Aさんに対して、Aさんが65歳以後に受給することができる公的年金制度からの老齢給付について説明した。Mさんが説明した次の記述(1)~(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

(1)「Aさんが65歳に達すると、特別支給の老齢厚生年金の受給権は消滅し、新たに老齢基礎年金および老齢厚生年金の受給権が発生します。Aさんが65歳から受給することができる老齢基礎年金の額は、781,700円(令和2年度価額)となります」

(2)「妻Bさんの厚生年金保険の被保険者期間が20年以上あるため、Aさんが65歳から受給する老齢厚生年金の額には、加給年金額は加算されません」

(3)「定年退職後、Aさんは老齢厚生年金の繰上げ支給を請求することができますが、その場合、老齢厚生年金の繰上げ支給の請求と同時に老齢基礎年金の繰上げ支給の請求を行わなければなりません」

問3

最後に、Mさんは、Aさんに対して、定年退職後の公的医療保険および公的介護保険(以下、「介護保険」という)について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)~(3)に入る最も適切な数値を、下記の〈数値群〉のイ~リのなかから選びなさい。

  1. 「Aさんが定年退職により健康保険の被保険者資格を喪失した場合、退職後の公的医療保険については、『国民健康保険に加入する』『退職時の健康保険に任意継続被保険者として加入する』『妻Bさんが加入する健康保険の被扶養者となる』等の方法があります。退職時の健康保険に任意継続被保険者として加入する場合、その手続は、原則として退職日の翌日から20日以内に行う必要があり、任意継続被保険者として健康保険に加入できる期間は最長(1)年間です。また、妻Bさんが加入する健康保険の被扶養者となるためには、一定の要件を満たす必要があります」
  2. 「介護保険の被保険者は、(2)歳以上の第1号被保険者と40歳以上(2)歳未満の医療保険加入者である第2号被保険者に分けられます。第2号被保険者に係る介護保険料は、各医療保険者がそれぞれの医療保険各法に基づいて、賦課・徴収します。また、第1号被保険者に係る介護保険料は、当該被保険者が公的年金制度から年額(3)万円以上の年金を受給している場合には、原則として公的年金から特別徴収されます」

〈数値群〉

イ.1 ロ.2 ハ.5 ニ.12 ホ.15

ヘ.18 ト.65 チ.70 リ.75

第2問

次の設例に基づいて、下記の各問(問4~問6)に答えなさい。

《設例》

会社員のAさん(51歳)は、専業主婦の妻Bさん(50歳)および長女Cさん(17歳)との3人暮らしである。Aさんは、年齢が50代になり、生命保険の見直しをしたいと思っていたところ、X生命保険の営業担当者から下記の生命保険を提案された。Aさんは、提案された生命保険が医療保障(がん保障)および介護保障の充実しているものであれば、現在加入しているY生命保険の生命保険を解約したうえで、見直してもよいと思っている。そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

<Aさんが提案を受けたX生命保険の商品内容>

保険の種類:5年ごと配当付終身保険(70歳払込満了)

契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん

死亡保険金受取人:妻Bさん

月払保険料(集団扱い):26,571円

(注1)最低支払保証期間は5年(最低5回保証)

(注2)身体障害者福祉法の身体障害者障害程度等級1級または2級の「身体障害者手帳」を交付された場合に身体障害保険金が支払われる(死亡保険金の支払はない)。

(注3)公的介護保険の要介護3以上に認定された場合、または所定の要介護状態になった場合に介護保険金が支払われる(死亡保険金の支払はない)。

(注4)所定のがん、急性心筋梗塞、脳卒中、重度の糖尿病、重度の高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎不全、重度の慢性すい炎のいずれかを保障する(死亡保険金の支払はない)。

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問4

はじめに、Mさんは、Aさんに対して、《設例》の<Aさんが提案を受けたX生命保険の商品内容>と下記の<Aさんが現在加入しているY生命保険の生命保険>の相違点について説明した。Mさんが説明した次の記述(1)~(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

<Aさんが現在加入しているY生命保険の生命保険>

保険の種類:定期保険特約付終身保険(70歳払込満了)

契約年月日:平成15年12月1日

契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん

死亡保険金受取人:妻Bさん

月払保険料(集団扱い):24,437円

※更新型の特約は、平成24年12月1日に記載の金額で更新している。

(1)「Aさんが提案を受けた生命保険は医療保障・介護保障が充実していると思いますので、X生命保険の保険に加入することは検討に値すると思います。しかし、保障の見直しは、既契約を転換して新しい保障内容に変更する方法もありますので、Y生命保険の保障見直しの提案を受けたうえで、判断したほうがよいと思います」

(2)「 収入保障特約の初年度の年金受取総額と定期保険特約の一時金の額が同額の場合、収入保障特約の保険料は定期保険特約の保険料に比べて割安となりますが、収入保障特約は受取時に年金に代えて一時金で受け取ることができませんので、年金受取人である妻Bさんの意向を聞いて見直しを検討するほうがよいと思います」

(3) 「Aさんが加入している生命保険と同様、Aさんが提案を受けた生命保険にもリビング・ニーズ特約が付加されており、いずれの契約も余命6カ月以内と判断された場合に最大で3,000万円を請求することができます」

問5

次に、Mさんは、Aさんに対して、医療保障・介護保障の見直しについて説明した。Mさんが説明した次の記述(1)~(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

(1)「Aさんが病気やケガ等で重度の障害状態となって働けなくなった場合の保障を検討する際には、保険金額に加え、保険金等の支払事由が保険会社独自のものか、公的介護保険等の社会保障制度と連動しているものか等、どのような場合に保険金・給付金が支払われるか、加入前に確認しておきましょう」

(2)「最近では、がんの治療(抗がん剤治療等)は、入院を必要とする治療に加え、退院後の通院による治療で行われる場合が多くなっています。そのため、がん保障を検討する場合は、入院日額やがん診断給付金の内容に加え、退院後の通院保障の有無や内容を確認することが大切です」

(3) 「がん等の重度疾病については、再発のリスクも高く、治療期間も長期にわたるケースがあります。そのため、重度疾病の保障を準備する際には、再発時の保障の有無や保険金等が支払われる疾病の種類を確認する必要があります」

問6

最後に、Mさんは、Aさんに対して、Aさんが提案を受けた生命保険の課税関係について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄(1)~(4)に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のイ~リのなかから選びなさい。

  1. 「支払保険料のうち、終身保険、定期保険特約および収入保障特約に係る保険料は一般の生命保険料控除の対象となります。他方、身体障害保障特約、介護保障特約および重度疾病保障特約等に係る保険料は介護医療保険料控除の対象となります。それぞれの適用限度額は、所得税で( 1 )円、住民税で( 2 )円です」
  2. 「Aさんが死亡した場合、収入保障特約から受け取る年金額について、当該年金受給権が『定期金に関する権利の評価』に基づき評価されて相続税の課税対象となります。なお、当該年金受給権は、死亡保険金の非課税金額の規定の適用を受けることが( 3 )。その後、妻Bさんが受け取る年金は、課税部分と非課税部分に振り分けられ、課税部分は( 4 )として総合課税の対象となります」

〈語句群〉

イ.28,000 ロ.35,000 ハ.40,000 ニ.50,000

ホ.できます へ.できません ト.雑所得 チ.一時所得 リ.配当所得

第3問

次の設例に基づいて、下記の各問(問7~問9)に答えなさい。

《設例》

Aさん(53歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の代表取締役社長である。Aさんは、現在、従業員および自身の退職金準備の方法について検討している。
そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Mさんが提案した内容は、以下のとおりである。

<Mさんの提案内容>

①Aさんの退職金準備を目的として、逓増定期保険を提案した。

②従業員の退職金準備を目的として、中小企業退職金共済制度(X社は加入要件を満たしている)と下記<資料>の生命保険(福利厚生プラン)を提案した。

問7

仮に、Aさんが役員在任期間(勤続年数)30年3カ月でX社を退任し、X社が役員退職金として5,000万円を支給した場合、Aさんが受け取る役員退職金に係る退職所得の金額を計算した下記の計算式の空欄(1)~(3)に入る最も適切な数値を答えなさい。なお、Aさんは、これ以外に退職手当等の収入はなく、障害者になったことが退職の直接の原因ではないものとする。また、問題の性質上、明らかにでき ない部分は「□□□」で示してある。

<退職所得控除額>

800万円+( 1 )万円×(□□□年-20年)=( 2 )万円

<退職所得の金額>

(5,000万円-( 2 )万円)×□□□=( 3 )万円

問8

Mさんは、Aさんに対して、中小企業退職金共済制度(以下、「中退共」という)について説明した。Mさんが説明した次の記述1~3について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

  1. 「中退共は、退職金を社外に積み立てる退職金準備の共済制度です。新しく中退共に加入する事業主に対して、掛金月額の4分の1(従業員ごとに上限5,000円)を加入後4カ月目から3年間、国が助成します」
  2. 「被共済者(従業員)が中途退職(死亡による退職ではない)したときは、退職金が事業主であるX社を経由せず、従業員本人に直接支給されます」
  3. 「X社が中退共に加入後、急な資金需要が発生した場合は、積立金残高の8割を上限に契約者貸付制度を利用することができます」

問9

Mさんは、Aさんに対して、《設例》の<資料>の福利厚生プランの特徴について説明した。Mさんが説明した次の記述1~4について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

  1. 「福利厚生プランは、原則として、被保険者を従業員全員とする等の普遍的加入でなければ、支払保険料の2分の1を福利厚生費として損金の額に算入することはできません」
  2. 「役員や部課長など、特定の者のみを被保険者とする加入であれば、支払保険料の全額を被保険者に対する給与として損金の額に算入します。ただし、職種、年齢、勤続年数等に応ずる合理的な基準により、普遍的に設けられた格差であると認められるときは、保険料の2分の1を福利厚生費として認められる可能性があります」
  3. 「死亡保険金が被保険者の遺族に支払われた場合、X社は当該契約に係る資産計上額を取り崩し、当該金額を雑損失として損金の額に算入します」
  4. 「福利厚生プランを導入する際は、退職金の支給根拠を明確にするため、退職金規程を整えてください。また、当該制度導入後に入社した従業員について加入漏れがないように注意してください」

第4問

次の設例に基づいて、下記の各問(問10~問12)に答えなさい。

《設例》

会社員のAさんは、妻Bさんおよび長男Cさんとの3人家族である。Aさんは、令和2年中に、生命保険の見直しを行った結果、2件の生命保険を解約している。Aさんとその家族に関する資料および令和2年分の収入等に関する資料は、以下のとおりである。

<Aさんとその家族に関する資料>

Aさん(50歳):会社員

妻Bさん(50歳):専業主婦。令和2年中の収入はない。

長男Cさん(21歳):大学生。令和2年中に、アルバイトとして給与収入100万円を得ている。

<Aさんの令和2年分の収入等に関する資料>

(1)給与収入の金額:900万円

(2)不動産所得(白色申告、貸家を1戸保有)

総収入金額:200万円

必要経費:320万円(土地等の取得に係る負債の利子40万円を含む)

(3)一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金

契約年月:平成24年8月

契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん

死亡保険金受取人:妻Bさん

解約返戻金額:1,400万円

一時払保険料:1,000万円

(4)一時払終身保険の解約返戻金

契約年月:平成30年5月

契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん

死亡保険金受取人:妻Bさん

解約返戻金額:980万円

一時払保険料:1,000万円

※妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。

※Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。

※Aさんとその家族の年齢は、いずれも令和2年12月31日現在のものである。

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問10

Aさんの令和2年分の所得税の計算における所得控除等に関する以下の文章の空欄(1)~(3)に入る最も適切な数値を、下記の〈数値群〉のイ~リのなかから選びなさい。

  1. 「Aさんの合計所得金額は900万円以下であるため、Aさんは38万円の配偶者控除の適用を受けることができます。仮に、Aさんの合計所得金額が900万円を超えると、配偶者控除の額は段階的に縮小し、合計所得金額が(1)万円を超えると、適用を受けることができません」
  2. 「長男Cさんの合計所得金額は48万円以下となりますので、Aさんは、長男Cさんについて(2)万円の扶養控除の適用を受けることができます」
  3. 「Aさんの場合、給与所得以外の所得の金額の合計額が(3)万円を超えるため、所得税の確定申告をしなければなりません。所得税の確定申告書は、原則として令和3年2月16日から3月15日までの間に納税地の所轄税務署長に提出しなければなりません」

〈数値群〉

イ.10 ロ.20 ハ.25 ニ.38 ホ.58

へ.63 ト.1,000 チ.1,200 リ.2,000

問11

Aさんの令和2年分の所得税の課税に関する次の記述(1)~(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

(1)「不動産所得の金額の計算上生じた損失の金額のうち、土地等の取得に係る負債の利子40万円に相当する部分の金額は、Aさんの給与所得や一時所得の金額と損益通算することはできません」

(2)「一時払終身保険の解約返戻金は契約から5年以内の解約のため、源泉分離課税の対象となります。したがって、一時払変額個人年金保険の解約返戻金に係る一時所得の金額と内部通算することはできません」

(3)「Aさんが所得税の確定申告をするときに、納税地の所轄税務署長に青色申告承認申請書を提出すれば、最高55万円を青色申告特別控除として、総所得金額から控除することができます」

問12

Aさんの令和2年分の所得金額について、次の(1)、(2)を求めなさい。

(1)総所得金額に算入される一時所得の金額

(2)総所得金額

<資料>給与所得控除額

給与所得控除額2020年度

第5問

次の設例に基づき各問(問13~問15)に答えなさい。

<設例>

Aさん(72歳)は、個人で賃貸マンションを保有している。毎年の不動産所得の金額は1,000万円を超えており、年金収入と合わせて生活は安定している。Aさんは、現在、妻Bさん(70歳)および長男Cさん(43歳)家族と自宅で同居している。長女Dさん(41歳)は、会社員の夫、2人の子と借上げ社宅に住んでいるが、そろそろ住宅を購入したいと考えており、Aさんに対して、住宅取得資金の援助を期待しているようである。Aさんは、住宅取得資金の援助だけではなく、教育資金の贈与等、長女Dさんに対して、できる限りのことをしてやりたいと思っている。なお、長男Cさんと長女Dさんは、日頃から折り合いが悪く、Aさんの悩みの種である。Aさんは、自身の相続が起こった際に遺産分割で争いが生じるのではないかと不安を感じている。 Aさんの家族構成等は、以下のとおりである。

<Aさんの家族構成(推定相続人)>

妻Bさん(70歳):専業主婦。Aさんと自宅で同居している。

長男Cさん(43歳):公務員。妻と子2人がおり、Aさんと同居している。

長女Dさん(41歳):会社員。夫と子2人で借上げ社宅に住んでいる。

<Aさんの所有財産(相続税評価額)>

1.現預金 :8,000万円

2.上場株式:1億円

3.賃貸マンション

 (1)土地(400㎡):1億2,000万円

 (2)建物 :8,000万円

4.自宅

 (1)土地(330㎡):3,000万円(注)

 (2)建物 :3,000万円

合計:4億4,000万円

(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用後の金額

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問13

現時点(令和2年7月28日)において、Aさんに相続が開始した場合における相続税の総額を試算した下記の表の空欄(1)~(3)に入る最も適切な数値を求めなさい。なお、相続税の課税価格の合計額は4億4,000万円とし、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。

問14

Aさんの相続等に関する次の記述(1)~(3)について、適切なものには○印を、不適切なものには×印をつけなさい。

(1)「長男Cさんと長女Dさんとの間で争いが起こり、相続税の申告期限までに遺産分割協議が調わなかった場合、相続税の申告時において、未分割の財産に対して『配偶者に対する相続税額の軽減』や『小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例』の適用を受けることができないというデメリットが生じます」

(2)「遺産分割をめぐる争いを防ぐために、遺言により遺産の分割の方法を指定されることをお勧めします。公正証書遺言は、証人2人以上の立会いのもと、遺言者が遺言の趣旨を公証人に口授し、公証人がこれを筆記して作成します」

(3)「自宅や賃貸マンション等の相続財産の大半を長男Cさんに相続させた場合、長女Dさんの遺留分を侵害する可能性があります。代償交付金の準備を目的として、契約者および死亡保険金受取人を長男Cさん、被保険者をAさんとする終身保険に加入することも検討事項の1つとなります。その場合、Aさんが長男Cさんの負担する保険料を暦年課税で贈与するプランも検討できると思います」

問15

生前贈与に関する以下の文章の空欄(1)~(3)に入る最も適切な数値を求めなさい。

  1. 「Aさんが生前贈与を実行するにあたっては、長男Cさん、長女Dさんおよび孫(長男・長女の子)に対する暦年贈与、孫への教育資金の贈与、長女Dさんへの住宅取得等資金の贈与が考えられます。暦年贈与の場合、その年分の贈与税の課税価格から基礎控除額として最高(1)万円を控除することができます」
  2. 「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度の適用を受けた場合、受贈者1人につき(2)万円までは贈与税が非課税となります。本制度の非課税拠出額の限度額は、受贈者ごとに(2)万円となりますが、学習塾などの学校等以外の者に対して直接支払われる金銭については(3)万円が限度となります」

※解答・解説に関しましては、教材購入者専用ページに掲載しておりますので、教材購入者の皆様はご確認ください。

≫生保顧客予想問題目次ページ

暗記復習まとめ集【FP2級3級】

~教材購入者の皆様へ~

【INPUT】

テキストを覚えるのではなく、暗記復習まとめ集に掲載している論点を覚えてください。

暗記復習まとめ集に掲載している論点の意味合いを知るために、テキスト完成版と暗記復習まとめ集ポイント解説で使ってください。

【OUTPUT】

暗記復習まとめ集を覚え、テキスト完成版と暗記復習まとめ集を使って意味合いを知って頂ければ、押さえるべき重要な過去問及び改正論点を押さえていることになります。

ですので、本来であれば、過去問を含め、問題を解く必要はありません。

しかし、実技試験の一部の問題など、独特な問題に対応するために、一問一答問題などを使って問題を解いてください。

【その他】

  • 併用している方は、市販のテキスト等を中心にするのではなく、暗記復習まとめ集を中心に学習してください。(市販のテキスト等で掲載していない部分も重要です!)
  • 毎日、暗記復習まとめ集を使って復習を継続してください。復習を怠りますと、忘れていきます。
  • 理解の深入りは禁物です。テキスト完成版と暗記復習まとめ集に掲載していない部分は、理解する必要はありません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
    error: Content is protected !!