この問題は、2018年1月に実施された3級FP学科試験の【第2問=三答択一式問題:問49】です。
医療費控除の問題は、今後の3級FP(ファイナンシャルプランナー)試験でも、出題される論点ですので、必ず、押えてください。
【問49】医療費控除
次の文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。
所得税における医療費控除の控除額は、その年中に支払った医療費の金額の合計額(保険金等により補てんされる部分の金額を除く)が、その年分の総所得金額等の合計額の5%相当額または( )のいずれか低いほうの金額を超える部分の金額(最高200万円)である。
- 5万円
- 10万円
- 20万円
↓
↓
【解答・解説】
医療費控除の控除額=実際に支払った医療費の合計額-保険金などで補てんされる金額-10万円
※上記の算式では、10万円を差し引いていますが、その年の総所得金額等が200万円未満の人は、その年分の総所得金額等の合計額の5%の金額を差し引くことになります。つまり、その年分の総所得金額等の合計額の5%相当額または10万円のいずれか低いほうの金額を差し引くことになります。
※医療費控除の控除額は、最高で200万円です。よって、上記の算式で計算した金額が200万円を超えた場合であっても、控除額は、200万円です。
A.2