ROE(自己資本利益率)について【FP過去問ポイント解説】

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株式投資の指標の1つであるROE(自己資本利益率)について、過去問を使って解説していきます。

↓過去問↓

下記の資料に基づいて、X社・Y社のROE(自己資本利益率)を求めていきます。(小数点以下第3位を四捨五入します。)

<資料>

財務データFP2級実技試験(個人資産)

<株価データ>

  • X社:株価730円、発行済株式総数4億株、1株当たり配当金20円
  • Y社:株価1,000円、発行済株式総数1億5,000万株、1株当たり配当金30円

ROEは、自己資本に対する当期純利益を示す投資指標で、会社の収益力を示すことになります。

ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100

まずは、X社のROEから見ていきます。

28,000百万円÷210,000百万円×100=13.333…→13.33%(小数点以下第3位を四捨五入)

次は、Y社のROEを見ていきます。

12,000百万円÷110,000百万円×100=10.909…10.91%(小数点以下第3位を四捨五入)

なお、「X社のROE>Y社のROE」となりますので、X社の方が収益性が高いといえます。

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