株式投資の指標の1つであるPER(株価収益率)について、過去問を使って解説していきます。
↓過去問↓
下記の資料に基づいて、X社・Y社のPERを求めていきます。(小数点以下第3位を四捨五入します。)
<資料> <株価データ>
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PERは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す投資指標です。
PER(倍)=株価÷1株当たりの当期純利益※
※1株当たりの当期純利益=当期純利益÷発行済株式総数
PERが高いほうが株価は割高、低いほうが株価は割安と判断されます。しかし、絶対的なものではありません。
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まずは、X社から見ていきます。
1株当たりの当期純利益は、「28,000百万円÷4億株=70円」となります。
PERは、「730円÷70円=10.428…→10.43倍」となります。
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次は、Y社を見ていきます。
1株当たりの当期純利益は、「12,000百万円÷1億5,000万株=80円」となります。
PERは、「1,000円÷80円=12.5倍」となります。