この問題は、2018年1月に実施された3級FP学科試験の【第1問=一問一答式問題:問1】です。
係数の問題は、今後の3級FP(ファイナンシャルプランナー)試験でも、出題される論点ですので、必ず、押えてください。
【問1】係数
次の文章が正しいものまたは適切なものには1を、誤っているものまたは不適切なものには2をつけてください。
一定の利率で複利運用しながら、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、減債基金係数である。
↓
↓
【解答・解説】
一定の利率で複利運用しながら、毎年一定金額を積み立てた場合の一定期間経過後の元利合計額を試算する際、毎年の積立額に乗じる係数は、年金終価係数となります。
よって、本問は、誤った記述となります。
A.2
では、減債基金係数は、どのような場合に使うのか?
一定の利率で複利運用しながら一定期間後に目標とする額を得るために必要な毎年の積立額を試算する際、目標とする額に乗じる係数が、減債基金係数となります。