2018年(平成30年)9月に実施されました2級FP学科試験の問54(相続人及び相続分)の問題と解答・解説です。
相続人及び相続分
下記<親族関係図>において、Aさんの相続に係る民法上の相続人およびその相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、DさんはAさんの相続開始以前にすでに死亡している。
<親族関係図>
- 配偶者Bさん2分の1、長男Cさん2分の1
- 配偶者Bさん2分の1、長男Cさん4分の1、二男の妻Eさん4分の1
- 配偶者Bさん2分の1、長男Cさん4分の1、孫Fさん8分の1、孫Gさん8分の1
- 配偶者Bさん2分の1、長男Cさん6分の1、孫Fさん6分の1、孫Gさん6分の1
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【解答・解説】
相続人は、配偶者B、長男C、孫F、孫Gの4人となります。
※二男Dは、既に亡くなっていますので、孫F・孫Gは、相続人となります。(代襲相続!)
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相続人が配偶者と子供の場合、相続分は、配偶者が2分の1、子供が2分の1となります。
ですので、配偶者Bの相続分は2分の1となります。
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子供がCとDの2人いますので、子供の相続分2分の1を2人で均等に分け合うことになります。
ですので、CとDそれぞれの相続分は、「2分の1÷2人=4分の1」となります。
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Dの相続分4分の1については、代襲相続人が引き継ぐことになります。
なお、代襲相続人がFとGの2人いますので、Dの相続分4分の1を2人で均等に分け合うことになります。
ですので、FとGそれぞれの相続分は、「4分の1÷2人=8分の1」となります。
解答:3