【問3】老齢基礎年金問題~2018年1月3級FP試験

FP2級・3級試験教材

~NEW~

法人税(タックスプランニング編)の勉強を終えた方は、法人税の問題にチャレンジしてください。

≫法人税問題ページ

この問題は、2018年1月に実施された3級FP学科試験の【第1問=一問一答式問題:問3】です。

老齢基礎年金(繰下げ)の問題は、今後の3級FP(ファイナンシャルプランナー)試験でも、出題される論点ですので、必ず、押えてください。

【問3】老齢基礎年金

次の文章が正しいものまたは適切なものには1を、誤っているものまたは不適切なものには2をつけてください。

老齢基礎年金の支給開始年齢を繰り下げて受給する場合、繰下げによる加算額を算出する際の増額率は最大42%である。

【解答・解説】

老齢基礎年金を65歳から受給することができる人は、66歳以後に繰り下げて受給することができます。

繰上げ受給と異なり、受給できる年金額は、増額されます。なお、増額された年金額が生涯支給されます。

増額率は、次の算式により求めることができます。

昭和16年4月2日以後に生まれた方の場合の増額率= 0.7%×65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までの月数(上限は、60月となります。)

よって、「 0.7×60月=42%」が、繰下げによる加算額を算出する際の最大増額率となりますので、本問は、正しい記述となります。

A.1

※繰上げの場合の減額率は?

昭和16年4月2日以降に生まれた方の場合の減額率=0.5%×繰上げ請求月から65歳に達する日の前月までの月数

2018年1月学科試験目次ページに戻る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

    FP2級・3級試験教材