この問題は、2018年1月に実施された3級FP学科試験の【第2問=三答択一式問題:問33】です。
遺族厚生年金の中高齢寡婦加算の問題は、今後の3級FP(ファイナンシャルプランナー)試験でも、出題される論点ですので、必ず、押えてください。
【問33】中高齢寡婦加算
次の文章の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1~3のなかから選びなさい。
遺族厚生年金の中高齢寡婦加算の支給に係る妻の年齢要件は、夫の死亡の当時、子のない妻の場合、( )である。
- 30歳以上60歳未満
- 40歳以上65歳未満
- 60歳以上75歳未満
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【解答・解説】
寡婦加算には、中高齢寡婦加算と経過的寡婦加算があります。
中高齢寡婦加算とは?
「子のいない妻が、夫の死亡当時に40歳以上65歳未満である場合」
「子のいる妻が、40歳になったときに遺族厚生年金と遺族基礎年金を受給していたが、子が18歳年度末(一定の障害の状態にある子については20歳)に達したので、遺族基礎年金を受給することができなくなった場合」
妻に支給される遺族厚生年金に、40歳から65歳になるまでの間、中高齢寡婦加算額が加算されることになります。
本問は、「子のない妻の場合」が問われていますので、妻の年齢要件は、40歳以上65歳未満となります。
A.2