この問題は、2018年1月に実施された3級FP学科試験の【第1問=一問一答式問題:問6】です。
ソルベンシー・マージン比率の問題は、今後の3級FP(ファイナンシャルプランナー)試験でも、出題される論点ですので、必ず、押えてください。
【問6】ソルベンシー・マージン比率
正しいものまたは適切なものには1を、誤っているものまたは不適切なものには2をつけてください。
生命保険会社のソルベンシー・マージン比率が100%を超えていれば、通常の予測を超えるリスクに対する保険金等の支払余力が十分にあるとされ、金融庁による早期是正措置の対象とならない。
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【解答・解説】
ルベンシー・マージン比率とは、大災害など予測を超える事態が起こった場合の、各保険会社の支払能力(支払余力といいます。)を示すものです。
ソルベンシー・マージン比率は、200%を健全性の基準としており、200%を超えれば、支払余力を有しているといわれています。数値が高ければ高いほど支払余力を有していることになります。
逆に、200%を下回ると、早期是正措置(業務改善命令などの措置)の対象となります。
本問は、「ソルベンシー・マージン比率が100%を超えていれば、通常の予測を超えるリスクに対する保険金等の支払余力が十分にある。」と記載されていますので、誤った記述となります。
A.2