この問題は、2018年1月に実施された3級FP学科試験の【第1問=一問一答式問題:問29】です。
上場株式の相続税評価額の問題は、今後の3級FP(ファイナンシャルプランナー)試験でも、出題される論点ですので、必ず、押えてください。
【問29】上場株式の相続税評価額
正しいものまたは適切なものには1を、誤っているものまたは不適切なものには2をつけてください。
上場株式の相続税評価額は、原則として、その株式が上場されている金融商品取引所の公表する課税時期の最終価格によって評価した価額と、その課税時期の属する月以前2カ月間の毎日の最終価格の平均額のうちいずれか高い価額となる。
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【解答・解説】
次の価額のうち最も低い価額が、上場株式の評価額となります。
- 課税時期の終値
- 課税時期の月の毎日の終値の平均額
- 課税時期の月の前月の毎日の終値の平均額
- 課税時期の月の前々月の毎日の終値の平均額
よって、本問は、誤った記述となります。
A.2
※課税時期に終値がない場合は、課税時期の前日以前または翌日以後の終値のうち、課税時期に最も近い日の終値を課税時期の終値とします。
※課税時期に最も近い日の終値が、2つあるときは、その2つの平均額を課税時期の終値とします。