貯蓄型金融商品について見ていきます。
この分野は、本試験で出題される可能性が高いので、じっくりとこのテキストをマスターしてください。
民間銀行の金融商品
【普通預金】 - 預入金額は、一般的に、1円以上1円単位です。
- いつでも出し入れができます。
- 金利は、変動金利で、満期がありません。
- 利払いは、年2回です。
- 預金保険の対象となります。
- 源泉分離課税で、マル優の対象となります。
- 預入期間の定めのない流動性預金であり、給与や年金などの自動受取口座として利用することができます。
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【総合口座】 - 普通預金、定期預金、公共債、自動借り入れをセットした口座です。普通預金にお金が不足していれば、自動的に貸付をしてくれます。
- 定期預金の自動借入限度額は、預金合計額の90%です。借入利率は、「担保定期預金の約定利率+0.5%」です。
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【貯蓄預金】 - 預入金額は、一般的に、1円以上1円単位です。
- 金利は、変動金利で、満期がありません。
- 残高が銀行が定めた額(基準残高)以上であれば、普通預金よりも高い金利となります。
- 利払いは、年2回です。
- 預金保険の対象です。
- 源泉分離課税で、マル優の対象となります。
- 決済機能がなく、公共料金の自動支払いなどには、利用することができません。
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【スーパー定期】 - 預入金額は、一般的に、1円以上1円単位です。
- 金利は、固定金利です。1ヵ月以上3年未満のものは、単利型のみ、3年以上のものは、単利型と半年複利型の選択となります。なお、複利型は、個人のみ利用可能です。
- 預入期間は、一般的に、1ヵ月以上10年以内です。
- 利払いについて、2年以上の単利型のものは中間利払い、3年以上の半年複利型のものは満期時一括払いとなります。
- 預金保険の対象となっています。
- 源泉分離課税で、マル優の対象となります。
- 中途換金はいつでも可能ですが、中途換金利率が適用されます。
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【大口定期預金】 - 預入金額は、1,000万円以上1円単位です。
- 金利は、固定金利、単利型です。
- 預入期間は、1ヵ月以上10年以内です。
- 利払いについては、2年未満のものは満期時一括払いで、2年以上のものは中間利払いです。
- 預金保険の対象となります(ただし、1,000万円まで)。
- 源泉分離課税で、マル優の対象となりません。
- 中途換金はいつでも可能ですが、中途換金利率が適用されます。
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【期日指定定期預金】 - 預入金額は、1円以上1円単位です。
- 金利は、固定金利、1年複利です。
- 預入期間は、1年以上3年以内です。
- 利払いは、満期時一括払いです。
- 預金保険の対象です。
- 源泉分離課税で、マル優の対象となります。
- 1年間据え置けば、1ヵ月前までに期日を指定することにより、ペナルティーなしで解約可能です。
- 据置期間経過後は最長預入期日までの任意の日を満期日として指定することができます。
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【変動金利定期預金】 - 預入金額は、1円以上1円単位です。
- 金利は、変動金利です。6ヵ月毎に金利を見直します。3年未満のものは、単利型のみ、3年以上のものは、単利型と半年複利型の選択となります。なお、複利型は、個人のみ利用可能です。
- 預入期間は、一般的に、1年以上3年以内です。
- 利払いについては、単利型は6ヵ月毎に中間利払い、半年複利型は満期時一括払いです。
- 預金保険の対象です。
- 源泉分離課税で、マル優の対象となります。
- 中途換金はいつでも可能ですが、中途換金利率が適用されます。
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