第三分野の保険の種類と内容について見ていきます。
この分野は、本試験で出題される可能性が高いので、じっくりとこのテキストをマスターしてください。
※生命保険が第一分野の保険、損害保険が第二分野の保険、これ以外の保険が第三分野の保険となります。
医療保険
医療保険は、病気やケガで入院したり、所定の手術を受けたときに、給付金を受け取ることができます。
1入院、支払い限度日数まで入院給付金を受け取ることができ、
1泊2日型(継続して2日以上にわたり入院をしていた場合に、1日目から支払いを受けることができるもの)や日帰り型などがあります。
なお、退院後に入院給付金を受け取り、その退院日の翌日から180日以内に前回と同一の疾病により再入院した場合、入院給付金支払日数は前回の入院日数と合算され、1入院当たりの給付日数制限の適用を受けることがあります。
また、病気や不慮の事故で所定の手術を受けた場合、入院の有無に関係なく、手術給付金を受け取ることができます。
- 定期型と終身型(有期払込みと終身払込み)があります。
- 民間医療保険の保険料は、公的医療保険と異なり、被保険者の報酬や所得により金額に差異は生じませんが、被保険者の年齢や性別等による金額の差異が生じます。
- 保険期間が有期である更新型の医療保険は、保険期間中に入院給付金を受け取った場合においても、保険期間満了時に契約を更新することができます。
- 限定告知型の医療保険は、通常の医療保険には契約できなかった人(持病がある人など)でも契約ができますが、告知や診査が必要な医療保険の保険料に比べると、割高となります。
【補足】ここも覚える
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特定疾病(三大疾病)保障保険
特定疾病(三大疾病)保障保険は、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の状態と診断されたときは、生前に死亡保険金と同額の特定疾病保険金を受け取ることができます。この保険金を受け取った時点で契約は消滅します。
特定疾病以外にも、被保険者が死亡または高度障害状態になったときは、死亡保険金または高度障害保険金を受け取ることができます。
なお、被保険者本人が保険金を請求できない所定の事情がある場合、指定代理請求人が被保険者に代わって当該保険金を請求することができます。
この続きは、
合格セット購入者専用ページにありますテキスト完成版でご確認ください。