不動産の有効活用について見ていきます。
この分野は、本試験で出題される可能性が高いので、じっくりとこのテキストをマスターしてください。
土地活用の手法
自己建設方式
土地の所有者が、企画の立案、資金の調達、建設会社の選定、発注、建物の管理・運営などの事業の全てを行っていきます。
自分で行うので、事業における全ての利益を受け取ることができます。その反面、リスクも大きくなります。
事業受託方式
土地所有者が、土地の有効利用をデベロッパー等の受託者に委託しデベロッパー等の受託者が企画立案から管理・運営にかかわる事の全てを行っていきます。なお、資金を調達するのは土地所有者です。
土地所有者は、土地の所有権を一切手放すことなく有効な活用ができますが、事業における全ての利益を受け取ることができません。
等価交換方式
土地所有者が土地を提供し、デベロッパー等の受託者が、その土地に建物を建築し、土地所有者とデベロッパー等の受託者が、土地と建物を等価で交換しあう方式のことです。
土地所有者は、資金調達の必要がありません。
建物建設事業に必要な業務をデベロッパーに任せることができるため、土地所有者にかかる当該業務負担が軽減されることになります。
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