ローンとカードテキスト

FP2級・3級試験教材

~NEW~

法人税(タックスプランニング編)の勉強を終えた方は、法人税の問題にチャレンジしてください。

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ローンとカードについて見ていきます。

ローンとカードは、本試験で出題される可能性は高くありませんが、最低でもこのテキストに記載している論点だけはマスターしてください。

カードの分類

クレジットカード

利用者が返済する能力があるか否かの審査があり、審査を通過すると、利用者とカード会社との間で契約が結ばれます。そして、クレジットカードが発行されます。

例えば、デパートで買い物をした時には、代金を利用者に代わって、カード会社が、支払います。利用者は、クレジットカードを提示し、端末機に暗証番号を入力(売上票にサイン)します。そして、後日、利用者は、カード会社に代金を支払います。
※通常、伝票等に署名が必要ですが、クレジットカード会社と加盟店との契約により定めた店舗または商品等については、署名を省略することができます。

クレジットカードは、クレジットカード会社が所有権を有しており、約款上、クレジットカード表面に印字された会員本人以外が使用することはできません

なお、クレジットカードの裏面の署名欄に署名(サイン)がない場合、カードの盗難や紛失等によって不正使用されたときには、その損害額が補償されないことがあります

【補足】ここも覚える

  • クレジットカードを紛失した個人のカード会員は、その事実について速やかにカード会社等へ所定の届出を行った場合、原則、カード会社が届出を受けた日の60日前以降のカードの利用代金の支払債務が免除されます。
  • クレジットカードを使用したキャッシング(無担保借入)は、貸金業法上、総量規制の対象となり、キャッシング利用限度額の合計は、原則として、その他の無担保借入残高(他社も含む)と合算して年収額の3分の1までとされています。
    ※住宅ローンや自動車ローン(ディーラーローン)は、総量規制の対象となりません。

デビットカード

デビットカードは、預金口座と紐付けられた決済用カードであり、加盟店で買い物をするときなどに、金融機関のキャッシュカードを利用することができます。

買い物をした時にキャッシュカードを提示し、端末に暗証番号を入力します。そして、利用代金については、顧客の金融機関の口座から即時に引き落とされます

電子マネー

電子マネーは、現金情報をICカードに記録したものです。

プリペイド型電子マネーとポストペイ型電子マネーがあり、プリペイド型とは、あらかじめお金を入金しておくと、入金したお金で買い物などができる前払い制の電子マネーのことです。ポストペイ型電子マネーとは、後払いができる電子マネーのことです。

サインや暗証番号の入力は、必要ありません。

この続きは、

合格セット購入者専用ページにありますテキスト完成版でご確認ください。

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